長崎の心療内科 もとやま心のクリニック FLOWER GARDEN11月号 入浴時に役立つアロマバス

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面接室からのたより

FLOWER GARDEN-11月号 ―入浴時に役立つアロマバス―

(2009年11月09日掲載)  朝夕すっかり涼しくなりました。寒くなると、夜はゆっくりお風呂につかりたくなります。今回はアロマバス(沐浴)のご紹介です。心地よい香りに包まれて過ごすバスタイムは癒しの時間です。
 夜の入浴は、精油を1〜5滴垂らしてアロマバスを。ぬるめ(38〜40℃)のお湯に長めに(20分程度)浸かると、体の芯がじんわりと温まり、自律神経ではリラックスの神経;副交感神経が優位になります。体が温まった状態で床につくと熱が穏やかに引いていく過程で、すーっと眠りにつくことができます。
 朝は少し熱めのシャワーで。洗面器に好きな精油を垂らし熱いお湯を注ぎこむと、シャワーの間、蒸気と共に香りが立ち上ってきます。または、浴室の床に精油を垂らしておくという方法もよいでしょう。熱めのシャワーを浴びることで活動の神経;交感神経が優位になり、目が覚め、今日の活動のスイッチを入れてくれます。お湯につかることで、皮膚の汚れもしっかり取れ、蒸気は喉を潤し、血行が良くなると体のコリもほぐれます。アロマバスで寒い季節を乗り切りましょう!

―院内に漂う香りの中から―

ラベンダー
 アロマテラピーの中でも、一番ポピュラーな香りではないでしょうか。華やかでやさしい香りです。心を鎮めて緊張を和らげる効果が期待できます。ベルガモットやネロリとのブレンドは、パニックやヒステリーなど心の緊急時にとても役立ちます。
 また、頭痛、筋肉のこり、胃痛、月経痛などあらゆる痛みと痙攣のある症状に役立ちます。ラベンダーは少量であれば原液を皮膚に塗布することも可能ですが、使う場合はお肌との相性を確認してからにしましょう。
リツエアクベバ
 レモングラスに似た、さわやかなレモン調の香り。和名・アオモジ。
柑橘系の香りに似ていますが、クスノキ科の木の果実で、ペッパーのような小さな実からとれます。香りが強いので、お部屋を心地よい香りにするには1〜2滴でいいかもしれません。
 不安、緊張、神経過敏、不眠症などの症状を緩和したり、関節炎、リウマチ、ニキビ、脂性肌、消化不良などに有用です。刺激が強いので、敏感肌の方は多量使用において注意が必要です。
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