長崎の心療内科 もとやま心のクリニック コラム「LOUNGE-9月号」デジタルデトックスについて―A

もとやま心のクリニック
長崎の心療内科もとやま心のクリニックへのお問い合わせ・ご予約は095-856-3033
トップページ > 面接室からのたより > コラム「LOUNGE-9月号」
面接室からのたより

コラム「LOUNGE-9月号」デジタルデトックスについて―A

(2024年9月3日掲載)

  前回のコラムでは、デジタルデトックスについてとりあげました。今回は、具体的なデジタルデトックスの方法についていくつかご紹介します。

・スマホの不要なアプリを削除する
⇒アプリを削除することで、通知などが減り、スマホをみる回数を減らすことができます。

・スクリーンタイム(iPhone:スクリーンタイム、Android:デジタルウェルビーイング)を設定する
⇒YouTube:1日20分、インスタグラム:1日15分など、アプリごとに1日に使用できる時間を設定することができます。この設定時間を超えると、その日はそのアプリは強制的に使用できなくなります。また、パスワードを入力すると、再び使えるようにすることも可能です。1日トータルで何時間ほどスマホを使用しているのかを知ることもできます。

・アプリの通知をオフにする
⇒「通知」は、思っている以上に生産性を下げるものです。例えばSNSの使用時間が5分間だったとしても、実際には切れた集中を再び取り戻す時間を含めると5分以上時間をロスすることになります。通知をオフにすることで、大切なことに使える時間を増やしていきましょう。

・SNSのフォローをやめる、またはミュート機能を使う
⇒一時の興味や付き合いでフォローしたけれども特に交流のない相手や、投稿に魅力を感じないアカウント等に対して、フォローはしたまま相手の投稿がこちらに反映されなくなるミュート機能を使うことで、本当に必要な情報だけが表示されるようになります。必要な情報を探す手間も省くことができます。

・トイレ、お風呂、寝室にスマホを持ち込まない(スマホと離れる機会を増やす)
⇒アプリを削除することで、通知などが減り、スマホをみる回数を減らすことができます。

  デジタルデトックスを通じて、自分のための時間を作り、心と体のバランスを取り戻しましょう。スマホから離れることで、新たな趣味を見つけたり、家族や友人との関係を深める時間が増えたりすることが期待できます。自分自身の内面と向き合い、人生を豊かにする良いきっかけとなるのではないでしょうか。

(心理 A K 記)

―待合室で読める本から―

「1日10秒マインドフルネス」 藤井 英雄著  大和書房
多くの企業で取り入れられているマインドフルネス瞑想。本書を読めば、誰でもマインドフルネスが理解できて、実践できます。毎日をいらいら過ごしている人や、不安や不満に悩まされている人にとってなくてはならない1冊になることは間違いありません。
「すぐ作りたくなる、手料理のアイデア」アンドプレミアム編集部  マガジンハウス
料理上手38人の、お気に入りのひと皿が紹介されています。料理家に教わる、献立と料理の段取り。調理家電で、料理はもっと楽しくなります。盛り付けと器使いの心得なども掲載されています。
「雑貨と文具」 オズマガジン編集部  スターツ出版
自分の好きな雑貨や文具に囲まれた暮らし、お気に入りのものを身に着けておでかけ。きっとそれがなくても路頭に迷うことはないし大きく困ったりもしないけれど、あるとなんだか「今日も大丈夫だ」という気分になります。
長崎の心療内科・精神科
もとやま心のクリニック