長崎の心療内科 もとやま心のクリニック コラム「LOUNGE-2月号」散歩でリフレッシュ

もとやま心のクリニック
長崎の心療内科もとやま心のクリニックへのお問い合わせ・ご予約は095-856-3033
トップページ > 面接室からのたより > コラム「LOUNGE-2月号」
面接室からのたより

コラム「LOUNGE-2月号」散歩でリフレッシュ

(2022年2月1日掲載)

 新たな変異株も出現し、外出自粛が続く中で、運動不足と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。自宅での時間が増え、外出や運動の機会が減ると、ストレスが溜まる、寝付きが悪くなるなど心身に影響が出ることもあります。

 年代を問わず気軽に楽しめる運動として散歩があります。散歩は三密(密閉、密集、密接)になりにくく、自分のペースで続けられ、塞ぎこんだ気分のリフレッシュにもつながります。また、散歩中に目や耳から入ってくる自然の景色や音は、脳への良い刺激となります。

散歩の効果

 時間が取れない場合は、例えば一つ手前の駅・バス停で降りて歩いてみる、近場の買い物には歩いていくなど、普段の生活の中で歩く機会を作る方法も考えられます。また、その日の体調や気分・目的に合わせて歩き方を変えてみる、出かけやすい時間帯から始めてみるなど、ご自身の生活スタイルに合わせて工夫してみるのもよいでしょう。

 そして、外出が難しい、体力的にきついという場合は、ちょっと自宅の外に出て日を浴びる、窓を開けて風に当たり自然の音を聞くなど、無理のない方法を考え、リフレッシュしてみてください。

(心理 Y S 記)

―待合室で読める本から―

「大人のための困った感情のトリセツ」 水島 広子著  大和出版
精神医学の見地から解き明かす、心と気持のカラクリが述べられています。怒り、不安、不機嫌、悲しみなど、7つの困った感情が持っている本来の目的と、それぞれの感情の正しい取り扱い方が解りやすく書かれています。
「心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方」 荻野 淳也著  文響社
瞑想と聞くと難しそうですが、深呼吸をして心を落ち着ける瞬間を持つだけで、忙しく焦っていた心が落ち着くことがあります。忙しくがんばる人が自分を大切に暮らすためのきっかけになる、マインドフルネスを生活にとり入れて暮らす方法が紹介されています。
「人生うまくいく人の感情リセット術」 樺沢 紫苑著  三笠書房
心が「前向き」になる習慣をつけ、リセット術を知ることでストレスが減少します。目標を細かく区切り、やり遂げた自分をイメージし、先のことは考えないテクニックなどが紹介されています。
長崎の心療内科・精神科
もとやま心のクリニック