コラム「LOUNGE-9月号」イライラとの付き合い方
(2021年9月1日掲載)
日々の生活の中で、私たちは様々な感情を経験します。その中でも取り扱いが難しいものに“怒り”という感情が挙げられます。
以前のコラムでも取り上げましたが、“怒り” は不快感などを表す大切な感情のひとつです。ただ、他の感情と比べると強いエネルギーを持っているので、振り回されてしまいがちで、溜め込みすぎるのは心身の健康によくないと言われています。
“怒り” という感情を完全になくすことは難しいので、イライラを感じたその時にできること、普段から気にかけておくとよいことを考えておきましょう。また、自分なりのストレス解消法をいくつか見つけておき、適度にリフレッシュして、普段からイライラを溜め込まないよう心のケアをすることも大切です。
(心理 Y S 記)
―待合室で読める本から―
「雨ダルさんの本」 佐藤 純著 文響社
雨が降ると「頭が痛い」「めまいがする」「体がダルい」「耳鳴りがする」……そんな悩みを訴える「雨ダルさん」は、日本全国に推定1000万人超いるといわれています。これは、低気圧の影響で自律神経の乱れが起こったことが重大原因とわかってきました。最近では、異常気象が続き、特に患者数が増えているという指摘もあります。
「Dr.クロワッサン 最高の睡眠」 マガジンハウス
若い時と同じままでは通じません。大人にこそ最高の睡眠“が必須です。小さな不規則が大きな不調の原因になります。まずは「体内時計」を整えましょう。その「眠れない」の理由の原因を探り、睡眠外来を体験することができます。
「不機嫌な妻 無関心な夫」 五百田 達成著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
夫婦には会話が必要、ケンカするほど仲がいいとはよく言われます。でも、なかなかうまくいきません。面倒だったり、ギスギスしたり、相手の機嫌を伺うばかりで肝心なことが言えなかったりします。結局のところ、夫婦がうまくいくとは、夫婦のコミュニケーションがうまくいくということです。