長崎の心療内科 もとやま心のクリニック コラム「LOUNGE-7月号」夏のストレス

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面接室からのたより

コラム「LOUNGE-7月号」夏のストレス

(2021年7月1日掲載)

 夏場になると、身体がだるい、疲れやすい、食欲がない、夜中々寝付けない、イライラがひどくなるといったことはありませんか?これらは、高温多湿な日本の夏に身体が対応できずに起こる不調と考えられ、一般的には夏バテと言われています。

 最近では、気候の変動によって、暑さに体が慣れていない時期から真夏日や猛暑日になることも増えてきました。そうすると、お店や職場など、室内は冷房が効いているので、屋外との温度差が大きくなり、身体がうまく対処できず、自律神経が乱れ、疲れが溜まりやすくなっていきます。

 また、コロナ禍での生活も夏のストレスとなり、心身に影響を与えます。例えば、普段からマスクを着用していると喉の渇きを感じにくくなる、外出自粛で運動する機会が減って筋力が低下する、テレワークになり冷房の効いた部屋で長時間過ごすと全身が冷えて血行不良やむくみの原因になる、といったことが考えられるでしょう。

 本格的な夏の到来はもうすぐです。この時期に体調を崩しやすいという方は、夏のストレスをふまえた過ごし方を考えてみてはいかがでしょうか。

(心理 Y S 記)

―待合室で読める本から―

「自律神経を整えて作る、疲れない体。」 クロワッサン  マガジンハウス
自律神経を整えて作る、疲れない体。温度、湿度、気圧、この時季の気象が影響することもあります。自律神経を徹底研究し、自然食材と腸エクササイズで、健康の基本、腸内環境を整えることなどが書かれています。
「今だから読みたい絵本」 サンエイムック  三栄書房
大人のための癒しの時間を持つための大人が読みたい絵本です。心が癒される絵本カフェ&美術館です。自宅で過ごす時間が増えた昨今、大人たちに向けて、辛い時、大変な時だからこそ読んでほしい絵本、勇気をくれる物語をご紹介しています。
「親から始まるひきこもり回復」 舛田 智彦著  ハート出版
本書はひきこもり当事者の一見困った現象を回復に向けた道のりのひとつとして捉えさせてくれます。最初に着手すべきは就労・就学支援ではなく「何よりも先に親子関係を回復させる」ことが大切。親がしっかりと取り組むことで回復・解決へ導きます。
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