新年、あけましておめでとうございます。
昨年は未知のウイルスによって、心身共に不安な日々を過ごされた方も多かったのではないでしょうか。このような普段とは違う状況下では、ストレスを抱えやすく、気分が落ち込んだり、体調不良が続いたりなど、様々な症状が出てきやすくなります。
ストレスという言葉から、皆さんはどんなことをイメージされますか?
ストレス=悪いもの、ストレス=なくなればいいといったように、ネガティブなイメージを思い浮かべる人も少なくないでしょう。ストレスとは、心身に受けるありとあらゆる刺激のことを言います。例えば、太陽の光、風、音、温度など、生活の中に普通に存在しているものなどもストレスです。「仕事が終わらない」など嫌だなと感じること、「明日は好きなテレビ番組がある」など嬉しいと感じることも、ストレスだと捉えられます。
ストレスはどこにいっても存在するので、完全になくすことは難しいと思われます。その方の性格や思考パターンによって、同じ出来事でもどう感じるかは違ってきますし、溜め込みすぎると心身に不調が出ることもあります。そのため、対処法やリフレッシュ法を見つけ、ストレスが小さいうちに消化しておくこと、溜め込みすぎて大きなストレスとならないように工夫することが大切です。また、ストレスは使い方によっては、人生の良いスパイスにもなり、「悔しい」「もう少しふんばってみよう」というエネルギー源にもできます。
まだまだ先行き不安な日々が続くと思われますが、自分に合った方法で対処しながら、ストレスと上手に付き合っていきましょう。
(心理 Y S 記)