さわやかな秋晴れの続く今日この頃となりました。これまで自分の怒りに気づく方法として “べき” を意識すること、 “怒り” の温度測定について取り上げてきました。今回は、怒りを感じたその時・その場でできる対処法について、ご紹介いたします。
怒りのピークは、4〜6秒くらいだと言われています。この間は、怒りのホルモン(アドレナリン)が出ているので冷静な対応ができず、感情的になってしまいます。あとになって、「なんであんなことを言ってしまったんだろう・・・」と後悔した経験がある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。そのため、怒りを感じた時は、ひと呼吸置くこと、気を紛らわすことが大切になってきます。
上記以外にも、普段から気分転換とリフレッシュのメニューを用意しておくとよいでしょう。
“怒り” は私たちにとって大切な感情ですし、なくすことはできません。自分の怒りに気づき、向き合うこと、怒る必要のないことにはできるだけ怒らないようになることが大切だと考えられます。怒りに支配されることがないよう、自分なりのコントロール法を見つけていきましょう。
(心理 Y S 記)