前回は私たちにとって大切な感情のひとつである “怒り” について取り上げました。
今回は前回からの続きで、自分の怒りに気づく方法のひとつとして “怒りの温度測定” をご紹介いたします。“怒り” というものは普段は目に見えないものなので、数値化してみることで理解しやすくなります。下記の方法や図をご参考に、興味のある方は試してみてください。
〇 “怒り” の温度測定
<方法>
- 穏やかな状態を0、怒り大爆発の状態を10とする。
(※0〜100の範囲にする、区切りを0.5にするなど、自分流にアレンジしてOK) - イライラする相手、出来事、時間帯などをつけていく。
(例:印をつける、色分けする、ふせんを貼る など)
<期待できること>
- 自分の怒りのパターンを知ることができる。
(例:朝バタバタしている時は、些細なことでもイライラしやすい など) - カチン!とする内容、ポイントが見えてくる。
(例:身近な相手に対して怒りを感じやすい、無視されたと感じるとイライラが強まる など) - それぞれに応じた対策を考えられる。
(例:イライラしやすい時は、気持ちが落ち着く飲み物を口にしよう など)
(心理 Y S 記)