FLOWER GARDEN-7月号
―夏のスキンケア&夏バテに役立つアロマ―
(2010年7月23日掲載)
梅雨明けが待ち遠しいですが、気温も徐々に高くなり、夏が近づく足音が聞こえてきそうです。夏は紫外線も強く感じますが、5月頃の紫外線が最も強いと言われています。女性は早めの日焼けケアが必要ですね。しかし、外に出る以上、まったく日に当たらないということは不可能です。日ごろの日焼け、海水浴やアウトドアで楽しんだ後など、アロマテラピーを使ったお肌のケアをご紹介します。
―日焼け後の肌に―
日焼けは、皮膚が軽い火傷(やけど)を負った状態と同じです。火傷の時は、まず患部を冷やしますが、日焼け後もお肌を冷やしてあげる事が必要です。
火傷で水分が奪われ、カサカサになった肌に、お手持ちの化粧水などで保湿してあげるだけでも随分と違いますが、皮膚の修復を助け、炎症を抑える効果のある精油を使って、早めのクールダウンをしましょう。
火傷で水分が奪われ、カサカサになった肌に、お手持ちの化粧水などで保湿してあげるだけでも随分と違いますが、皮膚の修復を助け、炎症を抑える効果のある精油を使って、早めのクールダウンをしましょう。
●クールダウン化粧水
まず、50ml、1%濃度の化粧水をつくる要領で、ビーカーの中で
・無水アルコール 5ml
・ラベンダー精油 6滴
・ティートリー精油 3滴
・ペパーミント精油 1滴
をよく混ぜ合わせます。その中に精製水か、ミネラルウォーター45mlを加え、混ぜ合わせます。
・無水アルコール 5ml
・ラベンダー精油 6滴
・ティートリー精油 3滴
・ペパーミント精油 1滴
をよく混ぜ合わせます。その中に精製水か、ミネラルウォーター45mlを加え、混ぜ合わせます。
スプレーボトル等を利用してからだ全身にお使いいただけます。冷蔵庫で冷たくして使用すると、ほてった皮膚には爽快感が増します。ラベンダーやティーツリーは抗炎症作用が強く、日焼けには適した精油です。顔に使う場合には、精油の量を全体で5滴以内(50mlスプレーボトル)に収めるようにブレンドしてください。
※防腐剤など使用しておりませんので、出来るだけ1週間以内に使いきってください。
―虫さされの予防とさされた後のかゆみに―
夏になると、蚊やアブに刺される機会が増えてしまいます。外に出る時は、虫よけスプレーなどを利用してみましょう。ゼラニウムは、通称「蚊よけ草」とも呼ばれ、昔から家の周りに植えて、蚊よけに使われていました。着物の裾がゼラニウムの葉をさわるたびに香りが広がり、そのローズに似た華々しい香りも人々の心をつかんでいたようです。
レモングラスは、イネ科の植物で昆虫忌避作用が強く、虫よけスプレーに適した精油です。キッチンのハエ、ゴキブリなどの害虫よけにもなる香り。レモン調の爽やかな香りですが、草っぽくもあり、好みの分かれる香りのようです。濃度が濃いと具合が悪くなることもあるので、気をつけましょう。
レモングラスは、イネ科の植物で昆虫忌避作用が強く、虫よけスプレーに適した精油です。キッチンのハエ、ゴキブリなどの害虫よけにもなる香り。レモン調の爽やかな香りですが、草っぽくもあり、好みの分かれる香りのようです。濃度が濃いと具合が悪くなることもあるので、気をつけましょう。
●虫よけスプレー 作り方は化粧水と同じです。
・無水エタノール 5ml
・レモングラス 1〜3滴 又は ・ゼラニウム 1〜3滴
を よく混ぜ合わせます。
・レモングラス 1〜3滴 又は ・ゼラニウム 1〜3滴
を よく混ぜ合わせます。
精製水か、ミネラルウォーター45mlを加え、ボトルなどに入れ替えてよく混ぜ合わせます。
植物のもつ「虫の嫌いな成分を出して身を守る作用」を、うまく応用させてもらった虫よけスプレーですね!
植物のもつ「虫の嫌いな成分を出して身を守る作用」を、うまく応用させてもらった虫よけスプレーですね!
お子さんに使用する時は、濃度を薄めにしてください。
刺された後にも使えるスプレーです。特に、痒み対策にも利用したいのであれば、ラベンダー、メリッサ、ティーツリー、カモミール(ローマン、ジャーマン)等とブレンドするとよいです。
●夏バテで食欲が出ないときに
夏はどうしても、暑さでダウンして食欲がなくなる方も多いようです。また、夏に限らず、心身の疲れから、食べることに関心が薄れてしまうこともあります。そんなときは・・・。
- オレンジ
- マンダリン
- ブラックペッパー
- ジンジャー
ジメジメの梅雨後半、熱い夏の始まり、ですが、太陽に元気を分けてもらえる素敵な季節でもあります。7月を楽しく乗り切りましょう!